印象がよくなる 結びのひと言

手紙でも、メールでも、最後の一文で何をどんなひと言を書けばよいか、迷うことがあります。
最後の一文がピシッと決まると、書いたときの満足感が高まります。相手の喜ぶ顔を想像しながら、文字をつづりましょう。

健康を気遣うフレーズ

  • ・ご自愛ください
  • ・お体を大事になさってください
  • ・どうかお元気で
  • ・温かくしてお過ごしください
  • ・風邪にご用心ください

※文末に「~くださいませ」と、「ませ」を付けると、やわらかく女性らしい印象になります。

※「お体、ご自愛ください」と目にすることがありますが、本来は「お体」を付けずに「ご自愛ください」が正しい書き方です。「自」という文字に自分という意味が含まれるため、重言となります。「お体」と書いたときには「大事に」「大切に」とつなげましょう。

今後につなげるフレーズ

  • ・それでは、また
  • ・(今後とも)よろしくお願いいたします
  • ・またお会いしましょう
  • ・またお会いしたいです
  • ・またお目にかかれるときを楽しみにしています
  • ・(近いうちに/時機を見て)またご連絡します
  • ・あらためてご連絡させてください

伝言を頼むフレーズ

  • ・みなさまにもよろしくお伝えください
  • ・恐れ入りますが、ご伝言ください
  • ・お父様にもよろしくお伝えいただければ、幸いです
  • ・お母様にもお礼をお伝え願えますか

繁栄や健康を願うフレーズ

  • ・ますますのご活躍をお祈りします
  • ・さらなる飛躍を願っています
  • ・これからも元気にがんばってください
  • ・ひきつづき期待しています
  • ・お互い健やかに過ごしましょう

用件を結ぶフレーズ

  • ・以上、どうぞよろしくお願い申し上げます
  • ・まずはお知らせ(お礼/ご報告)まで
  • ・取り急ぎ、ご案内(お返事)申し上げます
  • ・用件のみにて失礼します
  • ・簡単ですが、お礼まで

※時間がないときに、「取り急ぎ」「簡単ですが」「短文ですが」というフレーズで用件を結ぶことがあります。少し素っ気なく感じ場合は、感謝のフレーズをプラスしましょう。すると、短くても温かい印象になります。

【例】
○取り急ぎ、ご案内(お返事)申し上げます。いつもありがとうございます
○用件のみにて失礼します。いつもありがとうございます
○簡単ですが、お礼まで。いつもありがとうございます

幸せを運ぶおまじないのフレーズ

  • ・楽しい毎日を過ごせますように
  • ・素敵な一年になりますように
  • ・実り多き季節になりますように
  • ・たくさんいいことがありますように
  • ・たくさんの笑顔に囲まれますように
  • ・たくさんよい出会いがありますように
  • ・たくさんの幸せが舞い込みますように

※文末で、相手の幸せを願い「~しますように」と締めくくると、文章全体の雰囲気がよくなります。巡り巡って、自分にもおまじないがかかったかのような気がしてくるから、不思議です。大げさにならないよう、さらっとしたためて。

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