【文例】自宅に招待されたときのお礼(上司へ)

謹啓 麗春の候、□□専務ご夫妻にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

 昨日は、お招きにあずかりまして誠にありがとうございました。専務と奥さまのお心遣いあふれるおもてなしに、一同感謝の気持ちでいっぱいでございます。とても緊張してお伺いいたしましたが、温かな笑顔で出迎えてくださったおかげで、少しずつほぐれていきました。

 □□専務とゆっくりとお酒を酌み交わしながら、貴重なお話を拝聴でき、有意義なお時間を過ごさせていただきました。いまだ社内で誰にも超えられていない営業成績を築かれたご経験に基づく「営業力アップの7つのポイント」には衝撃を受けました。即実践してまいります。

 そして、お酒のお供にご用意くださった奥さまの季節感あふれるお料理は、彩りも美しく目でも楽しませていただきました。ご家庭の味とは思えぬほど美味しかったです。あれほど手の込んだお料理の数々をお作りくださるには、たくさんの労力がかかることと存じますので恐縮いたしました。

 このたびのご厚情にお応えするためにも、本日の業務からますます精進する所存でございます。今後とも、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。奥さまにも、くれぐれもお礼をお伝えいただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。ご多忙の中、私たちのために本当にありがとうございました。

 略儀ながら書面にて、お礼を申し上げます。 謹白

【文例】自宅に招待されたときのお礼(上司へ)
【文例】自宅に招待されたときのお礼(上司へ)
ワンポイントアドバイス
上司の自宅に招待していただいたら、次の日にはお礼状を送るのが礼儀です。遅くても3日以内には出しましょう。忙しい合間を縫って、もてなしてくださるのには、それなりの理由があるはずです。上司のその状況や気持ちを察した文面を心がけましょう。
書く内容のポイントは、次の通りです。

1.招待していただいたお礼の言葉
2.おもてなしに対する感謝の言葉
3.ためになったことや嬉しかったことを具体的に書く
4.このたびのことを今後の仕事への抱負に繋げる言葉
5.準備に時間をかけてくれた家族へのもお礼の言葉を書く
6.今後も変わらぬ指導を乞う言葉

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