【文例】会食のお礼(取引先の社長へ)

謹啓 薫風さわやかな季節を迎え、貴社におかれましてはますますご清栄のことと存じます。

 先日、貴社にお伺いの折には、貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。□□社長、□□部長をはじめ皆さまが温かく迎えてくださり、親切なご対応をいただきましたことに感激いたしました。更に、夕食には御地の特産物が揃うお店で、おもてなしまでいただき、深謝しております。海産物が格別に美味しく、すっかりファンになってしまいました。

 □□社長とお話させていただきたいことが積もっておりましたので、このような機会をいただくことができ、大変有意義でございました。貴社への理解をより一層深めることができましたので、これからの仕事に活かしてまいります。今後とも何とぞご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。またお目にかかれますことを楽しみにいたしております。

 末筆ながら、貴社のますますのご発展を申し上げ、お礼とさせていただきます。 謹白

【文例】会食のお礼(取引先の社長へ)
【文例】会食のお礼(取引先の社長へ)
使用した製品
社長自らおもてなしくださった際のお礼状には、もっとも格の高い白便箋が適しています。礼儀正しさと形式を重視し、罫線なしの白便箋『きれいな手紙が万年筆で書ける便箋』の無罫Aが、ふさわしいでしょう。
ワンポイントアドバイス
遠方の取引先様へ訪問の際、お世話になったりおもてなしをいただいたら、お礼状を書きましょう。
書く内容のポイントは、次の通りです。

1.訪問する時間を設けてくれたことやお世話になったお礼
2.おもてなしをいただい場合は、そのお礼
3.感想や感動したことを具体的に書き、有意義な時間を過ごせたことを伝える
4.自分の想いや今後の願望などを書き、それに対して自分が取るべきアクションも書くとよい
5.今後のお付き合いを願う言葉や相手の発展を祈る言葉で締めくくる

自分との関わりが、社長とその他の同席者と同程度なら、お礼状は社長にのみでかまいません。しかし、特にお世話になっている方が同席した場合には、社長とその方の両方に送るほうが丁寧です。

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