謹啓 向春の候、支店長がご退職なさるこの日が迫る中、心の整理ができないままでおりましたが、お礼の気持ちをお伝えしたく筆を執っております。
不慣れな新入社員の頃に、いつも温かなお言葉をくださり、折れそうな心を何度も救っていただいたことは生涯忘れられません。また、即戦力となった頃には、驕り高ぶりはじめた私へ厳しいご指導をいただきました。そのお言葉の中にある「真の優しさ」は、私の人生観も変えてくださいました。□□支店長のとの出会いがなければ、今の私はないと言えます。言葉が見つからないほど感謝しております。
今後は、これまで支店長から学ばせていただいた多くのことを、次の世代へと引き継げるよう精進してまいります。大変長い間、誠にありがとうございました。ご退職された後も、変わらずご指導いただけましたらありがたく存じます。それでは、健康にご留意され、第二の人生を謳歌されますことをお祈り申し上げ、お礼とさせていただきます。 謹白
使用した製品
金銀片を抄き込んだ上質な越前和紙で作られており、かつ礼儀正しい形式で書くことができる便箋です。そのため、これまでの感謝の気持ちや敬意、定年退職を祝う気持ちなどを伝えるために適しています。 また、輝くデザインは、相手の第二の人生が素晴らしいものになるようにとの想いもさりげなく届けてくれるでしょう。
ワンポイントアドバイス
人生の大きな節目となる定年退職される上司へ、敬意とともにこれまでの感謝の気持ちを手紙で送りましょう。その思いがきちんと伝わるように、上質な敬語を使用し、言葉を選び、具体的な内容を書くことが大切です。
書くポイントは、次の通りです。
1.全体の文章が長めになる場合は、時候の挨拶を短くするなど、全体的に長くなりすぎないように調整する(読みやすい手紙のためには、一枚半から二枚で書き終えることがポイントです)
2.上司とのこれまでの関わりのなかで、どのようなことを学び得たのか、具体的なエピソードを交えてお礼の気持ちを伝える
3.上司から学んだことを、今後どのように活かしていきたいか述べる
4.今後もよい関係性を願う気持ちとともに、相手の健康と今後の幸せを祈る言葉で締めくくる
書くポイントは、次の通りです。
1.全体の文章が長めになる場合は、時候の挨拶を短くするなど、全体的に長くなりすぎないように調整する(読みやすい手紙のためには、一枚半から二枚で書き終えることがポイントです)
2.上司とのこれまでの関わりのなかで、どのようなことを学び得たのか、具体的なエピソードを交えてお礼の気持ちを伝える
3.上司から学んだことを、今後どのように活かしていきたいか述べる
4.今後もよい関係性を願う気持ちとともに、相手の健康と今後の幸せを祈る言葉で締めくくる
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