【文例】卒業のご報告-1(恩師へ)

〇〇先生

 ご無沙汰しております。

 △△高校3年A組で大変お世話になりました、□□□□です。ここ数日、頬に感じる風が柔らかく感じられます。その後、お変わりなくお過ごしでしょうか。先日、ふとした用事で△△高校の近くまで行く機会があり、〇〇先生のことを懐かしく思い出しました。

 私はこの春、大学院を卒業し、◇◇◇株式会社に就職します。大学院ではレベルの高い課題が多く、毎回、苦心しましたが、そのたびに、〇〇先生の「チャレンジすることを忘れない」という言葉を思い出し、充実した毎日を送ることができました。

 社会人になり、また新たなチャレンジがはじまるにあたり、今は不安と期待で緊張していますが、家族やまわりの人たちに感謝して、1つずつ努力していこうと思います。

 〇〇先生におかれましては、どうかお体を大事になさってください。 また同窓会等でお目にかかれる日を楽しみにしています。穏やかな春になりますように。感謝を込めて。

ワンポイントアドバイス
言葉を選ぶときに、つい「大変だ」「難しい」「忙しい」「苦しい」「慣れていない」「緊張する」といったネガティブな言葉を思い浮かべることがあります。それがいけないわけではありませんが、ネガティブな言葉は読み手に心配をかけてしまうこともありますので、文末でプラスの言葉に変換すると、全体の雰囲気が明るく前向き、さわやかな感じになります。

【例】
忙しいです →  忙しいけれど、充実しています
難しいです →  難しいけれど、がんばって取り組んでいます
慣れないことばかりで大変です → 慣れないことばかりで大変ですが、楽しくやっています
課題が多くて苦しみました → 課題が多くて苦しみましたが、よい経験になりました
緊張しています → 緊張していますが、その緊張を楽しむくらいの気持ちで臨みたいと思います
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