"年賀"

1月<睦月:むつき>

新しい年を迎え、心新たに動き出す月。縁起の良い風景や出来事(吉兆)を入れて、お相手の一年の多幸を確信するように書くと印象がよいでしょう。

11月<霜月:しもつき>

11月は、秋から冬への移行の時期です。11月7日頃「立冬」を迎え、日毎に寒さも身にしみる季節。木枯らしが吹き、落ち葉が舞い散る様子に、もの寂しさを感じる季節でもあります。ですから、そのような情景をそのまま描写するのではなく、冬の訪れを楽しむ言葉で表現してみましょう。受け取り手も、心が温まり元気になることでしょう。

12月<師走:しわす>

一年の終わりである師走。文字通り走り回るような何かと忙しい時期です。また、12月7日頃に大雪、22日頃には冬至を迎えます。 年も極まり寒さも極まり、切羽詰ったような気分になりがちです。ですから、お相手の心も足取りも軽くなるような表現を心がけると喜ばれるでしょう。忙しい時期ですので、健康を気遣う言葉や一年間お世話になった感謝の言葉を繋げるとより良い印象になることでしょう。
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